梅仕事は重さとの戦いでした。
梅も重いし、砂糖も重いし、焼酎も重い!
炎天下の中に4L用のガラス瓶をふたつ抱えて15分の道のりはきつかった。
梅をもらう
梅雨直前の今の時期はちょうど梅の収穫時期ですね。
「青梅」というのはこの時期の季語にもなっており、多くの俳人が歌を残していたりもします。
先日、庭に梅の木がある家から梅をもらいました。
毎年、5キロ以上の梅がとれるそうです。
結婚してから「いつかは梅仕事を」と思いつつ、時期が限られていることと専用の容器を買うことを億劫がってなかなか手を出せずにいました。
季節ごとに梅干しつけたり、味噌つくったりすると「でき嫁っぽい?」とかいう妄想…。
今年はたまたま、梅をお裾分けしていただいたので、これも「今年はちょっとやってみなさいよ」という天からのお告げ?とか勝手に思ってやってみることに。
梅2キロで何がどれだけつくれるの?
まず、梅の量に対する感覚がわかりません。
梅2キロというのは多いのか、少ないの?
梅干しは多ければ多い程失敗も少なく美味しくなると聞いた事があります。
でもいきなり梅干しはハードルが高いので、却下。
レシピ本を眺めてみると、だいたい梅1キロに対して砂糖や液体の量が記載されているので、
2キロだと2種類作れるかな?
↑梅を水につけると、産毛についた水泡が奇麗
何をつくろうか?
梅仕事の本をだいぶ前に購入していたので、ひっぱりだしてきました。
- 梅酒
- 梅シロップ
- 梅サワー
このあたりが初心者向け。
もう少しレベルアップしたら
- 梅干し
- 梅ジャム
- 梅の味噌漬け
なんかもあるらしい。
梅の熟し加減によって向く、向かないがあるようです。
いただいた梅は青梅とちょっと熟した感じのとが混ざっている様子。
私は青梅でサワーを、ちょっと熟したもので梅酒にチャレンジすることにしました。
1キロ→梅酒
1キロ→梅サワー
1キロの梅酒をつくるのに、容器の大きさが分からない
スーパーへ買い出しに。
「梅酒」に必要な材料
- 梅
- 氷砂糖
- 焼酎
「梅サワー」に必要な材料
- 梅
- お酢
- 砂糖
重いよっ。
買った材料のトータル
液体3Lに砂糖2キロ。
かなりの重さ。
これに作るための容器までは運べない…ということで往復30分の道のりにちょっとひるむが、出直すことに。
容器を物色
スーパーには赤い蓋のガラス瓶が三種類ぐらい並んでいました。
↑こんなの
昔からあるやつ。
なんとなく昭和の香りがして台所に置きたくないな…。
ということでMUJIへ。
4L、2L、1Lの果実酒用瓶がそろっていました。
見た目もいい感じ。
↑こんなの
で、梅1キロの梅酒にはどの大きさが必要なんだろう?
え、まさかの一番大きいの?
そりゃそうだよね。
焼酎1.8Lに氷砂糖700gいれたら2Lから余裕で溢れるよね。
これ持って帰るのか…。
15分かかえてかえるのか…。
(参考)材料(果実酒用ビン各サイズの分量表)
材料 | 約1L | 約2L | 約4L |
---|---|---|---|
青梅 | 250g | 0.5g | 1kg |
氷砂糖 | 130〜200g | 250〜400g | 500〜800g |
ホワイトリカー | 約450ml | 約900ml | 約1.8L(1升) |
↑MUJIにおいてあったパンフレットより。
普段だったら迷わずネットで買うのですが、梅は足が速いということで、
手に入ったらすぐに手をいれないとあっという間に熟れてつかいものにならないとか。
否が応でも持って帰るしかありません。
残念…。
梅サワーは
梅1キロ+お酢1L+砂糖 500g
こちらは2Lで大丈夫かな??
しばし悩む。
悩むのめんどうだから、4L×2個に決定。
大は小をかねる!
仕込み!
無事にえっこらえっこら自宅に帰り、なんとか当日中に仕込みました。
梅酒
王道のホワイトリカー+氷砂糖。
砂糖は700g程。
甘いのは苦手ですが、最初は失敗が少ない高濃度で作成。
梅サワー
正月用にと多めに買って、持て余していた千鳥酢をどかんと使用しました。
やさしい感じのお酢。
こちらの砂糖は無漂白のきび砂糖。
できあがりが楽しみです。